映画って、心がごちゃごちゃしたときに、ちょっと距離を取って自分を見せてくれるものだと思います。

こんにちは!邦画大好きyuiです。
邦画の中でも、実際にあった話から着想を得た系に惹かれる傾向があります。
また好きな俳優さんしばりで作品を追っていくことも。

今回は大好きな俳優さんの1人・宮沢りえさんをピックアップ♡
宮沢りえさんの出演作の中でも、観たあとに何かを抱えたままになる3本をご紹介。
(でもそれがまた、いいんだよ…。)
宮沢りえさんって、やっぱり「凄い」
📌宮沢りえさんプロフィール
東京都出身。1973年生まれ。
11歳でモデルデビューし、その後は女優として舞台・映画・テレビで活躍。
映画『ぼくらの七日間戦争』(1988年)で映画デビュー。『たそがれ清兵衛』(2002年)などの名作に出演し、演技派女優として高く評価される。
その透明感と繊細な表現力から、「静かに心を揺さぶる演技」に定評がある女優のひとり。
子役から長く活躍している女優さんだけど、大人になってからの宮沢りえさんはとにかく深い。

そして美しい!スクリーンではより映える!!
声を荒げたりしないのに、悲しみや怒りがヒリヒリ伝わってきます。
「静かな演技で、観てるこっちの心をざわつかせる」って、そうそうできることじゃないですよね。
所作やたたずまいに凛とした美しさがあって、これからますます追いかけるのが楽しみな俳優さんの1人です!
今回紹介する3作はどれも「女性としての揺れ」がテーマ。
yui的には「この3本を通して観ると、宮沢りえさんという映画人のすごさがじわじわわかってくる」って思ってます。(個人の感想です)

1本目『湯を沸かすほどの熱い愛』
あらすじ(ネタバレなし)
ある日、突然余命わずかと告げられた主婦・双葉。
でも彼女は泣き崩れるどころか、ずっと止まっていた家族の時間を取り戻すため、少しずつ行動を始めていく。
手放していた夢、向き合えなかった娘との距離、バラバラになった家族…
限られた時間のなかで、それらを一つずつ「ぬくもり」でつなげていく物語。
📅 2016年公開/監督・脚本:中野量太/出演:宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー

yuiのおすすめポイント
母の愛って、こんなにも静かで強いんだ…って泣き崩れました。
杉咲花さんがクラスメイトに立ち向かう姿には涙腺崩壊です。
2本目『紙の月』
あらすじ(ネタバレなし)
銀行で働く、ごく普通の女性が主人公。
几帳面で真面目、周囲からも信頼されていた彼女が、ある日ふとした出来事から小さな一線を越えてしまう。
そしてそこから、日常はゆっくり、でも確実に崩れていく。
「お金とは?」「欲望とは?」を問いかける、静かで怖い心理劇。
📝 実際に起きた女性行員による巨額横領事件をヒントに制作された作品。
📅 2014年公開/監督:吉田大八/原作:角田光代/出演:宮沢りえ、池松壮亮、小林聡美

yuiのおすすめポイント
真面目な人ほど、何かが崩れたときの反動が大きいんだなって思いました。
池松壮亮さんと戯れるシーンや、小林聡美さんの存在など、配役がハマりすぎててリアルです。
3本目『月』
あらすじ(ネタバレなし)
※この作品はセンシティブな内容を含みます。視聴の際はお気をつけください。
重度障がい者施設に勤務する洋子。
日々、入所者たちと誠実に向き合う彼女の心には、誰にも話せない違和感がずっとあった。
ある日起きた衝撃的な出来事をきっかけに、その違和感は次第に輪郭を持ち始め、彼女の世界が少しずつ変わっていく…。
📝 モデルとなったのは、実際に社会を揺るがせた障害児殺傷事件。
物語は事件そのものではなく、「社会の無関心」「言葉にならない葛藤」に向き合っています。
📅 2023年公開/監督:石井裕也/原作:辺見庸/出演:宮沢りえ、磯村勇斗、二階堂ふみ

yuiのおすすめポイント
ちょっとなかなか受け止めきれない作品です。
テーマが重い。でも、それでも「これは観てよかった」って思えます。
ちなみに本作でもオダギリジョーさんとの共演。オダジョーさんの存在が暗いテーマをほっくり緩和させてくれています。
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