【天官賜福好き必見】yui厳選!心に刺さる中華BL本の傑作5選!

中華系BLを読んでいるyui モノとのむすびつき

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※本記事はBL及びR18要素が含まれております

yui
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推し活民のみなさま、こんにちは!

アジア圏のエンタメ、特に中華圏のドラマや小説にどっぷりハマっているyuiです!

さて、今日のテーマは…
そう! あの壮大で美しく、切なくも心温まる物語『天官賜福(てんかんしふく)』(TGCF)です!

アニメや原作小説に触れ、「殿下…!」「三郎…!」と涙し、読み終えた(視聴し終えた)後の言いようのない喪失感…
どっぷり「天官賜福ワールド」 に沼っている方も多いのではないでしょうか?

わかります、わかりますとも!
あの緻密な世界観、魅力的なキャラクターたち、そして何百年もの時を超えた花城(三郎)の謝憐(殿下)への一途な愛…。

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ハマったら抜け出せません。

「天官賜福みたいに、心揺さぶられる物語ほかにもないかな…」

そんなあなたの渇きを癒すべく、今回はyuiが「天官賜福好きなら絶対にハマる!」と太鼓判を押す、珠玉の中華BL小説を5作品厳選して紹介したいと思います!

さっそくですが紹介する5選はこちら!

作品世界観推しポイント
魔道祖師 (MDZS)仙侠×ミステリー作者同じ・伏線回収が快感
人渣反派自救系統 (SVSSS)転生コメディ仙侠師弟ヤンデレ×爆笑ツッコミ
二哈和他的白猫師尊 (2ha)超重厚仙侠愛憎と贖罪の精神破壊兵器
千秋 (Qian Qiu)※未翻訳武侠×陰謀劇正反対バディの信念バトル
殺破狼 (SPL)※未翻訳架空王朝スチームパンク年の差バディ戦記+国家ドラマ

コンテンツ警告
・2ha は残酷描写/R18要素多め
・SPL, MDZSも戦争・流血シーンあり

天官賜福の作者・墨香銅臭(モーシャントンシウ)先生の他作品はもちろん、世界観やテーマ性、キャラクターの関係性に共通点や魅力を感じるであろう作品を選んでみました。

この記事を読めば、あなたの「さらなる沼」が見つかるはず!
それでは、早速見ていきましょう!

魔道祖師(まどうそし) / Mo Dao Zu Shi (MDZS)

  • 作者: 墨香銅臭
  • ジャンル: 仙侠、ファンタジー、ミステリー
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「天官賜福」を語る上で、この作品は絶対に外せません!

同じく墨香銅臭先生によって生み出された、中華BL界の金字塔とも言える『魔道祖師』。
アニメ、ドラマ(『陳情令』)、漫画、ラジオドラマなど、様々なメディアミックス展開がされており、日本でも絶大な人気を誇ります。

▼ おすすめポイント for TGCFファン

  1. 作者が同じ!まず、これが最大のポイント。
    墨香銅臭先生の描く、壮大な世界観、緻密な伏線、魅力的なキャラクター造形、そして切なくも美しいロマンスの描き方は、本作でも健在です。
    天官賜福で感じた「あの感じ」を再び味わえます。
  2. 仙侠ファンタジー!
    天官賜福と同じく、仙術や法宝、邪道などが存在する「仙侠」の世界が舞台。
    独特な術や世界観の設定にワクワクすること間違いなし。
    鬼道の祖として恐れられた主人公・魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と、彼を信じ続ける孤高の仙師・藍忘機(ラン・ワンジー)の関係性は、謝憐と花城とはまた違った形で、深く、強く、尊いです。
  3. ミステリー要素!
    物語は、魏無羨が「献舎」という術で蘇るところから始まります。
    彼の死の真相や、次々と起こる怪事件の謎を、過去と現在を行き来しながら解き明かしていく構成は、読者を飽きさせません。
    天官賜福の、神官たちの過去や陰謀が徐々に明らかになっていく面白さに通じるものがあります。
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yui的おすすめポイント

魏無羨の自由奔放で型破りな魅力と、藍忘機の寡黙ながらも内に秘めた熱い想い。
対照的な2人の関係性の変化が、丁寧に描かれています。
シリアスな展開の中にも、クスッと笑えるユーモアや、胸が締め付けられるような切ないシーンが散りばめられていて、感情がジェットコースターのように揺さぶられます。
天官賜福で「受け」の謝憐が神官、「攻め」の花城が絶境鬼王だったのに対し、魔道祖師では「受け」の魏無羨が鬼道の祖、「攻め」の藍忘機が正道の仙師という対比も面白いポイント♡

人渣反派自救系統(通称さはん) / Scum Villain’s Self-Saving System (SVSSS)※クズ悪役の自己救済システム

  • 作者: 墨香銅臭(Mo Xiang Tong Xiu
  • ジャンル: 異世界転生、仙侠、ファンタジー、コメディ

墨香銅臭先生の初期長編にして、異色の転生コメディ!
天官賜福や魔道祖師とはまた違ったテイストですが、これもまた強烈な「沼」を持つ作品です。

▼ おすすめポイント for TGCFファン

  1. 作者が同じ!
    しつこいようですが(笑)、これも墨香銅臭先生の作品。
    独特のユーモアセンスや、キャラクターへの深い愛情が感じられます。
  2. 斬新な設定!
    現代のオタク青年が、読んでいたハーレム系種馬小説(!)の、よりにもよって主人公にいびり殺されるクズ悪役師尊「沈清秋(シェン・チンチウ)」に転生してしまう、というトンデモ設定!
    システムから与えられるミッションをクリアしながら、自身の死亡フラグ回避と、原作主人公「洛氷河(ルオ・ビンホー)」の闇落ち阻止(=生存)を目指す、というコメディ要素強めの物語です。
  3. 師弟関係の尊さ!
    本来は師匠を憎むはずの主人公・洛氷河が、転生後の(中の人はオタクな)沈清秋の優しさや行動によって、次第に狂気的ともいえる執着と愛情を抱くように…。
    この歪でありながらも純粋な師弟関係の変化が、本作最大の魅力。
    天官賜福の花城の一途さとはベクトルが違いますが、「執着愛」という点では通じるものがあるかも?
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yui的おすすめポイント

主人公・沈清秋(転生者)の心のツッコミが、とにかく面白い!
原作知識を駆使して必死に死亡フラグを回避しようとする様は、応援したくなります。
最初はワンコのように懐いていた弟子・洛氷河が、徐々にヤンデレの片鱗を見せ始め、師尊である沈清秋を追い詰めていく展開は、ハラハラドキドキ。
コメディとシリアスのバランスが絶妙で、気づけばあなたも洛氷河の「師尊…!」という呼びかけに沼っているはずです。
天官賜福の重厚な雰囲気とは異なりますが、サクッと読めて笑えるのに、しっかり萌え(と若干のホラー?)もある、という点で気分転換にもおすすめ♡

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二哈和他的白猫師尊(英題 “The Husky and His White Cat Shizun” / (Erha / 2ha)

  • 作者: 肉包不吃肉 (Rou Bao Bu Chi Rou)
  • ジャンル: 仙侠、ファンタジー、転生、愛憎劇

「読む精神安定剤」ならぬ「読む精神破壊兵器」!? とも称されるほど、凄まじい人気と、そして凄まじい「しんどさ」を誇る超大作。
天官賜福の切なさや、キャラクターの背負う宿命に心を打たれたあなたなら、きっとこの物語の深みにハマるはずです。

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ただし、読むには相当な覚悟が必要かも…?

▼ おすすめポイント for TGCFファン

  1. 重厚な仙侠世界!
    天官賜福に匹敵する、緻密で広大な仙侠世界が広がっています。
    様々な門派、複雑な人間関係、世界の存亡をかけた戦いなど、読み応えは抜群。
  2. 壮絶な愛憎劇!
    主人公・墨燃(モー・ラン)は、前世で最も尊敬し、同時に最も憎んでいた師尊・楚晩寧(チュー・ワンニン)への複雑な感情を抱えたまま、若き日に転生(重生)します。
    前世の記憶を持つ彼は、今度こそ師尊を守り、違う未来を掴もうとしますが…。
    誤解、すれ違い、後悔、贖罪…2人の関係は、まさに「愛憎」という言葉がぴったり。
    天官賜福の謝憐と花城のような、絶対的な信頼と愛とは対極にあるかもしれませんが、その激しさ、切なさ、そして根底にある深い愛情の形に、心を鷲掴みにされます。
  3. しんどいけど尊い!
    とにかく、物語全体を通してしんどい展開が続きます。
    キャラクターたちは傷つき、苦しみ、多くのものを失います。
    しかし、その先に待っているかもしれない救済や、どんな状況でも消えない愛の輝きが、たまらなく尊いのです。
    天官賜福で描かれた苦難や試練、そしてそれを乗り越える愛の力に感動した方には、刺さるものがあるでしょう。
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yui的おすすめポイント

伏線の張り方が巧みで、読み進めるうちに「えっ、そういうことだったの!?」という驚きが何度も訪れます。
キャラクター1人ひとりの背景や心情が深く掘り下げられていて、単純な善悪では割り切れない、人間の複雑さが描かれています。
特に、孤高で不器用ながらも深い慈悲を持つ師尊・楚晩寧のキャラクター像は、多くの読者の心を掴んで離さないでしょう。
読むのに体力は要りますが、読了後のカタルシスと喪失感は計り知れません。

※注意: 残酷な描写や、精神的に辛い描写が多く含まれます。読む際は、ご自身の精神状態と相談してください。

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ここからの2冊は、今後日本語版の翻訳が待ち遠しい作品を紹介していきます!

千秋(せんしゅう) / ピンインQian Qiu (Thousand Autumns)

  • 作者: 夢溪石 (メンシーシー)
  • ジャンル: 武侠、ファンタジー要素あり、権謀術数

武侠の世界で繰り広げられる、信念と信念のぶつかり合い。
天官賜福のような神々や仙術がメインではありませんが、江湖(こうこ)と呼ばれる武侠の世界を舞台にした、骨太な物語です。

▼ おすすめポイント for TGCFファン

  1. 対照的な主人公たち!
    主人公の1人、沈嶠(シェン・チアオ)は、名門道教門派の掌門でありながら、陰謀によって瀕死の重傷を負い、記憶と視力を失います。
    彼は性善説を信じ、どんな状況でも人を助けようとする、まさに聖人君子。
    一方、もう1人の主人公、晏無師(イエン・ウースー)は魔教の宗主であり、人心を弄び、己の目的のためなら手段を選ばない、傲岸不遜な男。
    この水と油のような2人が出会い、互いに影響を与え合いながら、江湖の動乱に巻き込まれていく様が描かれます。
    謝憐と花城の関係とは異なりますが、価値観の全く違う2人がどう変化していくのか、その過程が面白いです。
  2. 緻密なプロットと権謀術数!
    江湖の覇権争いや、朝廷の陰謀などが複雑に絡み合い、読み応えのあるストーリーが展開されます。
    誰が敵で誰が味方か、先の読めない展開に引き込まれます。
    天官賜福で描かれた天界や鬼界の権力闘争や陰謀劇が好きな方には、たまらないはず。
  3. ゆっくり育まれる関係性!
    BL要素は他の作品に比べるとやや控えめですが、物語が進むにつれて、晏無師が沈嶠の揺るぎない信念に興味を持ち、徐々に執着にも似た感情を抱いていく様子が丁寧に描かれています。
    このじっくりと変化していく関係性が、なんとも味わい深い。
    天官賜福の、長い時間をかけた2人の絆の深まり方に通じるものがあります。
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yui的おすすめポイント

武侠小説としての完成度が非常に高く、アクションシーンの描写も迫力があります。
登場人物たちの信念や哲学が深く描かれていて、「正しさとは何か」「人の本性とは何か」といったテーマについて考えさせられます。
晏無師の人を試すような言動や、沈嶠のどんな時も曇らない心の美しさが対照的で、2人のやり取りから目が離せません。
大人のための、渋くて深い物語が読みたい方におすすめです。

殺破狼(シャーポーラン) / Sha Po Lang (SPL)

  • 作者: Priest (プリースト)
  • ジャンル: スチームパンク、時代劇、権謀術数、年の差

蒸気機関と武侠が融合した、独自の世界観(架空王朝)が光る名作!

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Priest先生も、中華BL界隈では非常に人気の高い作家さんです。

天官賜福のような仙侠ファンタジーとは異なりますが、壮大なスケールと緻密な設定、そして深い絆で結ばれた2人の物語は、多くのTGCFファンを魅了するでしょう。

▼ おすすめポイント for TGCFファン

  1. 独創的な世界観!
    紫流金(しりゅうきん)と呼ばれるエネルギー源を用いた巨大な甲冑や機械兵器が登場する、スチームパンク風の時代劇。
    この独特な世界観設定が非常に魅力的で、読者を飽きさせません。
    天官賜福の天界・人界・鬼界といった壮大な世界観が好きな方なら、この作り込まれた世界に引き込まれるはず。
  2. 国の命運を背負う物語!
    北方の蛮族との戦争、朝廷内の権力闘争など、国の存亡をかけたスケールの大きな物語が展開されます。
    主人公の長庚(チャン・グン)は、流落した皇子という秘密を抱え、もう1人の主人公である顧昀(グー・ユン)は、国の守護神たる将軍。
    2人は国の未来を背負いながら、様々な困難に立ち向かっていきます。
    天官賜福で謝憐が国や民を救おうとしたように、大きな使命感や責任感が物語の核となっています。
  3. 年の差と疑似親子関係からの変化!
    長庚は幼い頃に顧昀に拾われ、義父のような存在として育てられます。
    しかし成長するにつれて、長庚は顧昀に対して、父子としての情愛を超えた、複雑な独占欲と愛情を抱くように…。
    一方の顧昀も、長庚を庇護対象としてだけでなく、対等な存在として意識し始めます。
    この年の差があり、かつ疑似親子という関係性から、恋人へと変化していく過程が、繊細かつ丁寧に描かれており、非常に萌えます。
    花城が謝憐を長年見守り続けたように、ここにもまた深い絆と庇護欲、そして愛情の形があります。
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yui的おすすめポイント

Priest先生の真骨頂ともいえる、緻密なプロットと、キャラクターたちの心理描写の巧みさが光ります。
戦争や政治といったマクロな視点と、主人公2人のパーソナルな関係性というミクロな視点が、絶妙なバランスで描かれています。
顧昀の、飄々としていながらも国と民を思う強い責任感。そして長庚の、内に秘めた激情と顧昀への深い執着。
2人の間の、言葉少ないながらも通じ合う信頼関係や、互いを支え合う姿は、まさに戦友であり「魂の伴侶」。
重厚なストーリーと、甘すぎない大人のロマンスを堪能したい方におすすめです。

まとめ:広がる中華BLの世界へ!

さて、いかがでしたでしょうか?
今回は、天官賜福好きなあなたへ贈る、yui厳選の中華BL本5選をご紹介しました。

もちろん、中華BLの魅力的な作品は、ここで紹介した5作品だけではありません。
広大で奥深い沼が、まだまだ広がっています。

「天官賜福」がそうであるように、これらの物語もまた、あなたにとって忘れられない特別な一作となるかもしれません。
ぜひ、気になる作品から手に取って、新たな物語の世界に飛び込んでみてください。

そして、もしあなたがこれらの作品を読んだなら、ぜひ感想をコメントで教えてくださいね!

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あなたのおすすめ中華BLも、ぜひぜひ知りたいです!

あなたのオタ活ライフが、さらに充実したものになりますように!


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この記事を書いた人
yui

新しいサービスや気になることを深掘りするのが好きな、思考型オタクです。
「これって、実はこういう人こそ向いてるのでは?」と、ちょっと違う視点から考察して紹介しています。
心からおすすめしたいと思えたものを、丁寧に伝えています。
難しいことは抜きで、等身大でわかりやすくお届けするのがモットー。

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